こんにちはこんばんは、平松です:)

今回は、寒暖差のある今の時期にあると便利な「サーマル」について。

サーマル独特の凸凹とした生地感の理由や特徴、

さらにお手入れ時の注意点に至るまでをご紹介したいと思います。

 

〈そもそもサーマルとは?〉

サーマルとは、凹凸のあるワッフルやハニカムと呼ばれる

生地を使って作られたカットソーのこと。

「サーマル(Thermal)」という単語自体は、

英語で「温度の」「熱の」「暖かい」といった意味を持つ形容詞の1つです。

独特の凹凸部分が空気の層を作ることで「暖かさ」を

キープする役割を果たしていることから、

サーマルという名前がつけられたと言われています。

 

 

〈サーマルの特徴〉

・保温性が高い。

先程も「暖かさ」には少し触れましたが、

特に重要なのは凸よりも「凹」の部分。

この窪みが私たちの体から発せられた熱をキャッチして、

外に逃さないようにしています。

もちろん生地自体の厚みによって多少変わるものの、

薄手でも意外と暖かく、

「ニットやスウェットは暑いけどただのカットソーだと肌寒い」くらいの

ちょうど今頃の季節に大活躍してくれます。

 

・伸縮性があり、着心地がいい。

サーマルの中でも昨今主流になってきているワッフル生地は、

伸縮性が高いのも魅力です。

その伸縮性の高さゆえに生地が伸びやすいのでは?

とも言われておりますが、

最近はポリエステル混紡の製品が増えているため

そこまで気にならなくなってきていると思います。

 

<サーマルをお手入れする際の注意点>

・洗濯はネットに入れてから

基本的には、まず洗濯表示タグをチェックして

そこに記載されている内容に従います。

洗濯可能なものであれば一度たたんでからネットに入れ、

他の洗濯ものとの摩擦を避けます。

 

・できれば「平干し」で乾かすのが理想

コットン100%のサーマルは

ポリエステル混紡のものより伸びやすいため、

吊り下げるタイプの洗濯物干しで乾かすと、

縦に伸びてしまうことも。

100円均一などでも手に入る「平干し用ネット」を

使用するのがおすすめです。

 

・ハンガーに掛けずたたんで収納

伸縮性の高さゆえに自身の生地の重みで

生地が下に向かって伸びてしまう可能性があります。

他のカットソーと同じようにたたんで収納すると

生地の伸びを防ぐことができます。

 

今回はサーマルカットソーについて、

その特徴やお手入れ方法をご紹介させていただきました。

メーカーによって生地の厚みなどにも違いがありますが

秋冬は肉厚な生地感のサーマルを、

春夏は薄手で軽いものを着用するなどして、

上手に体温調節をしながらおしゃれを楽しみましょう!

 

それでは:)