いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

高松店スタッフの渡辺です。

最近、気温がぐっと下がりましたね。

店頭にたっていると、手先や足先が冷えてくるので

いかに暖かく過ごせるかを朝は考えながら身支度をしています。

いよいよ冬到来!って感じですね~

体調管理もしっかりやっていかねば。

今回のブログは、前置きとは関係のない内容です。

久しぶりの、本のご紹介です。

私は、最近は休みの日か夜なかなか寝付けない時に本を読みます。

結局少しずつしか時間が取れないので

続きを読むまでに時間が空いて内容が分からなくなったときに、

振り返りがしやすい短篇集を選ぶことが多いんですが。。

今回もやはり短篇集。ちなみに友人が貸してくれたものです。

簡単にご紹介いたします。

月とコーヒー

吉田篤弘

 

眠る前に読むために書かれたという24の短篇集。

1つの話が、原稿用紙10枚程度でこの長さが絶妙で内容はシンプルで、

本当に寝る前に読むのに最適な本。

少し不思議な世界の片隅でひっそりと暮らす人たちが主人公です。

登場する人たちがどんな人で、どんな世界に暮らし、

何を思っているのかを紹介されて、物語がゆっくりと動き始め、

さあこれから何かが始まる、これからどうなるんだろぅ、、、

と思わせるシーンで、どの話も終わります。

ですが、続きが気になってもやもや…という気持ちにはなりません。

ほっと一息ついたような、安心感が沸く内容ばかりです。

物語が動き始めたという事だけでほっとします。

続きを想像するのも楽しみの一つになります。

食にまつわるお話も多く、出てくる食べ物はシンプルで

つい食べたくなりました。サンドイッチやドーナツにドライカレー。

そして随所にさり気なく出てくるさまざまなコーヒー。

とにかく読んでいると飲みたくなりました。

吉田篤弘さんの作品は初めて読みましたが、

あとがきの世界観も素敵です。

そこもぜひ読んで頂きたいです。

年末になるにつれて忙しい日々が続きますが、

ゆっくりしたり頭をリセットする時間を作るのも大切です。

そんなコーヒータイムのお供に是非オススメの本のご紹介でした^^

それでは☺