こんにちは、岸本です
ただいま開催中の
quitan × 須浪亨商店
モアバリエーションイベント
通常ではお取り扱いのないアイテム達が
この期間だけご覧いただけます
詳細はこちら
新生ブランドと伝統工芸品
今日はなぜ、このコラボレーションなのか
について
「quitan」
デビューは21SSシーズン
世界各国の受け継がれてきた技術や技法を
現代の洋服に落とし込んでいるブランドです
デザイナーの宮田さん自身が
伝統や文化、民族や世界史などについて
深く学んでおられ
それが洋服という形になって表現されております
ひとつひとつの素材
ひとつひとつの形に意味があり
とても深みのあるブランドです
先人達の知恵や想いを汲み取り
ただ再現しているだけでなく
例えばデザインを邪魔しない範囲で
ポケットを付けたり
人の動きに合わせてアレンジしたり
現代にアップデートされています
当然と言えば当然なんですが
民芸にも興味があり
話し出すと止まらないし
付いていけない笑
そんな彼女が作り出す衣服は
独特の世界観を感じます
そして
「須浪亨商店」
創業は1886年
実に135年の歴史があります
い草の産地だった岡山県倉敷市
い草を撚った縄で作られたカゴを
“いかご”と呼び、戦前戦後の頃
畳表などを製作する際に切り落とした
い草の余りがもったいないからと
闇市用のかごを作り出したのがはじまり
今では日本で唯一となってしまった伝統を
若くして受け継いでおります
彼もまた歴史への深い関心があり
収集癖も相まって
作業場にはたくさんのコレクションが
伝統を大切にしている側と
伝統を守っている側
リンクしない訳がありません
この話を初めて持ち掛けた時も
何ら障害もなく
むしろ「やりたい!」と
しっかり乗っていただけました
アイテム達が揃い
陳列した際に改めて
お互いの理解があると
こんなにもしっくりくるんだなと実感
人と人とをマッチングさせるのが
好きな自分にとって
コロナさえなければ
直接会ってお話ししてもらいたい二人
現状それは叶いませんので
ビジネスホテルから深夜に
インスタライブをしてみました
案の定、コレクション自慢が始まり
置いてけぼりです←
僕はビール片手に
絵みたいになってました笑
さて、そんな二人の共演は
10月3日(日)までとなります
素敵な融合をぜひご堪能ください
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